エルゴヒューマンの軋み音対策
ジャンク購入の我がエルゴヒューマン。
前回記事はこちら↓
少し使った感じだがめちゃくちゃいい。
以前の椅子より明らかに肩凝りはしなくなりお尻が痛くならない。
ただリクライニングや体重移動の際「ギシギシ」と言う異音がしていることに気づいた。
調べてみると座面とシリンダー上部の接する部分が油ぎれするとこの様な異音がするらしい。
油を挿すだけなので早速改善に取り掛かる。
エルゴヒューマンのシリンダーを抜く
メーカーのメンテナス書ではまず椅子を倒し座面裏のシリンダー周りをプラハンで叩くと振動で外れるとあるがビクともしない。
556ふってかなり叩いても全く外れる気配がない。
固着しているのだ。
まあ中古だから仕方ない。
そこで大きめのバイプレンチでシリンダーの上部を挟みハンマーでレンチをコツンとしてやるといとも簡単に外れた。
持つべきものは道具だ。
※注意 パイプレンチを使う際はシリンダーに傷がつかないようにタオルやゴムを噛ませましょう
外れた図。
軋みの原因はグリス切れ?
見た感じ全く油を塗った形跡がない。
これでは軋んでも仕方がない。
このエルゴヒューマンが組み立て式タイプなのか組み立て済みタイプなのかは定かではないが組み立て式の場合は予めこの部分にグリースを塗っておくと後々異音に悩むことも無さそうだ。
この部分が樹脂で出来ているのでお馴染みのシリコングリースメイトを塗っておく。
今回使ったのはチューブタイプのこちら↓
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二度と軋まないよう願いを込めてたっぷり。
元に戻して経過観察
座面側も掃除してグリースを塗布しておく。
後は合体させはみ出たグリースを拭き取り完成だ。
これで異音もなくなりさらに快適になった。
この異音修理もメーカー保証が切れてる場合は修理費がバカ高くなるようだ。
軋みに悩んでいる人はトライしてみては?
エラストメリックメッシュは張りのある固めの座り心地。
ふわふわしたのが好きな方は3Dファブリックメッシュが良いみたいです。
Ergohuman オフィスチェア プロ ヘッドレスト付き オットマン内蔵 EHP-LPL BK(KM-11)
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追記
コメントで「この方法を真似したらシリンダーが曲がってもっとひどくなった」というお言葉をいただきました。
確かに大きな工具を使っての荒業ですので力の入れ具合や叩く場所などによってはそう言ったこともあり得るかもしれません。(パイレンおもくそぶっ叩いたのかな?)
この記事はあくまで私が試した方法を紹介しており技術的に一切根拠がありません。
その為、工具の扱いやDIYに不慣れな方はやめておいたほうがいいかも。
それかシリンダー交換前提の最終手段くらいでいいと思います。
あえて言っておきますが参考にしていただく場合は、失敗しても自己完結できる方のみでお願いします。
さらに追記
この後しばらくして軋み音が再発しシリンダー交換をしました。
詳しくはこちらの記事で↓↓
この記事のグリス塗布では根本的な解決には至りませんでした。
シリンダー内部が劣化して軋んでいたようで交換することで完治しています。