激安中華エアーベルトサンダーの分解調整まとめ
前々から気になっていたエアーベルトサンダーを先日買った
Amazonで2500円ほどで売られている激安中華工具
国産のメーカー物であれば7000円以上はする
Amazonのレビューによるとあまり評判は良くないようだけど、自分で手を加えると使える工具になりそうな予感
ニートはこう言う一癖ある激安品が大好きなのです
ぽんっ
見た目は国産と遜色無し
根本にある金色のはアストロのレギュレーター
これは後付けね
早速使ってみるとレビューの通り回り出しで引っかかってスムーズに回らない現象が発生
指で回してやると引っ掛かりが取れて回り出す状態
そのままでも使えないことはないけど気持ちよく使うため、予定通り分解していく
ステップ1
まずはアーム部分を外す。角度調整の六角ネジを緩めると外れる
少し前のモデルと構造が若干変わってるみたい
ステップ2
パイプレンチでプーリーが回らないよう固定し、止めネジを外す
このネジは逆ネジなので矢印方向に回すと緩む
ネジが外れたところ。軸とプーリーがずれないような仕組みになっている
プーリーを引き抜く
ステップ3
反対側のキャップを外す
こちらは正ネジ
因みにウエスか軍手をすれば手でも回せる
キャップが外れたら中身のユニットが見える。
軸を押すとユニットが外れるのでよく観察しておく
ステップ4
ハウジング内やパーツのバリやゴミを掃除していく
ベアリングもガタがあるような感じがする
ブレードがスムーズに出るようにこの辺りの各パーツもヤスリがけ
ステップ5
ベアリングは2つ使われていて品番はこちら
607zz
6000zz
モノタロウで100〜200円程で購入可能なので注文
ステップ6
掃除して組み上げて動作確認
キャップのパッキンにはお馴染みシリコングリースを塗布
少し使ってみるとやはり引っ掛かりがあり回転が止まる
つまり改善できていない
ステップ7
後日、注文していたベアリングが届いたので交換
NSK日本精工のベアリング
日本製と思って買ったらインドネシアの刻印で萎える
交換した結果、スムーズになった気はするがそれほど変化が感じられず
ベアリングが直接的な原因ではなかったかも(チーン
ステップ8
良く観察すると本体ハウジングとエンドプレート間に若干の隙間がありそれが軸ブレの原因だと言うことに気づく
隙間のある部分のエンドプレート側にアルミテープを巻き隙間を埋める作戦に出る
わずかな隙間なのでアルミテープ3巻ぐらいでいけた
両サイドとも施工
ハウジングにぴったりフィットで軸ブレ一切ない状態にする
これで回転が止まる現象が全く無くなった。引っ掛かりなくスムーズに回る
結論
回転不良は軸ブレが原因。
アルミテープで改善可能。
ステップ9
ついでに静音化も試してみた
下側を分解して排気口にステンレスたわしを切って詰め込む
これは効果あり
これだけでかなり静かになった
何も詰めずに直管で回すとめちゃくちゃうるさい
バイクや車のマフラーと同じですね
こんな感じでかなり快適に使える工具になった
多分、国産の何倍もする物と比べても遜色ないと思う
この手間をどう取るか、2500円で買えるなら個人的には全然ありだと思う。
DIY派にはおすすめです!
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