antec p182をスカチューンする〜サブ機製作
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今回はサブPCを組んだのでその記録も兼ねて。
3年前まで長らくメインで活躍していたPCケース、antecのp182だがp280に移行してからと言うもの中身空っぽで物置台と化していた。
凄く作りは良い分、乾燥重量14kgと脳筋スペックの可愛いやつ。
前回記事でアスロックのマザーが復活したこともあり余り物パーツ＋p182でサブ機を組む事にした。（2019年にしてp182でパソコン組むのは自分くらいだろう）
前回記事はこちら↓
昨年末の様に突然の不具合に備えての予備は持っておくべきだと思った事もある。
今回のサブ機構成はこちら
CPU core i3 2120t
メモリ 4GB
マザー B75pro3-M
HDD 160GB
光学 DVD-RW
電源 silver stone sst-st85f-p 850w 80+
OS win10pro 64bit
今回記事のメイン、p182だが空けてみるとやはり設計の古さを感じる。
設計が古いと言うか余計な物が付いていると言った方がしっくりくるか。
こんな感じ↓
色んなギミックを付けて多機能ですアピールした方が商品性もあるだろうしまあこれは仕方ない。
そんな余計な物を外してスッキリさせる。
余計な物①
電源取り付け部にある仕切り板。
ファンが取り付けられる様になってるがはっきり言って邪魔。
電源ケーブルとのクリアランスが無くかなり窮屈になるので迷わず撤去。
アルミリベットで止めてあるだけなのでドリルで揉んでやると簡単に外れる。
余計な物②
電源固定用の金具。
後ろネジ4本で止めるだけで動くことはまず無いので撤去。
と言うか普通のPCケースは後ろネジ4本だけで固定するんだけどp182はこんな金具で確実に固定している。
金のかけ方が違うな。
余計な物③
電源上部の謎の黒い板。
この部分にスライド動作する黒いプラスチックの板があったがこれも撤去。
捨ててしまって板の写真は残っていない。
エアフローとか熱対策系の部品なんだと思うがほぼ無意味だろう。
余計な物④
中間のHDDケース。
これも捨ててしまって部品の写真はないがこの部分にカゴ型のHDDケースが付いていた。
長いグラボを刺す場合はここを外さないと入らないし下段にもHDDケースがあるので必要性がない。撤去。
外した場所に2.5インチのSSD取り付けケースを設置。
余計な物⑤
天板のエアロパーツ
この部分に変なエアロパーツ付いていた。
車でいうGTウィング的な物か。
完全に見た目パーツな上、天板に物を置く予定のため迷わず撤去。
これで現代のPCケースと遜色無いくらいに使いやすくなった。
余計な物を取っ払いかなりスッキリしたところでp182の決定的な問題点を改良していく。
それと言うのはズバリ電源ボタンの位置。
前蓋を開けないと電源ボタンが押せないのは不便極まりない。
前蓋をロックする鍵なんかも付いていてセキュリティー面を重視した作りだが自宅で使う場合、はっきり言って邪魔なだけで全く必要ない機能だ。
後継機種であるp280と同様に天板に電源ボタンを設置する。
使用したのがこれ↓
Ulincos モーメンタリ 押しボタンスイッチ 防水スイッチ U16A1 1NO SPST シルバー 16mm 12V (16mm シルバー)
- 出版社/メーカー: Ulincos
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16mmのモーメンタリスイッチ。押した瞬間だけ通電する奴ね。
この部品、金属製でチャチな感じはなくて凄く良い。
他のPCの電源ボタンをこれに変えても高級感が出て良いかもね。
ステップ１
天板にポンチで印をつけてステップドリルで穴あけ。
天板が結構分厚くて少し手間取る。
ステップ２
スイッチをはめて裏からナットで固定。
ステップ３
マザーの電源ピンに接続して動作確認。
はい完成。
これでp280と同様に簡単に電源を入れられる。
10年以上前に発売されたPCケースが使いやすくなって復活しました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
やっぱり作りの良い物は10年以上経っても平気で使えますね。
静音性は抜群で全く問題無いし。
個人的にp182の電源ボタンの位置は本当にネックだったのでこれで解消。また長く使えそうです。
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