シルバーアクセの自作に目覚めた件 後編
シルバーアクセの自作に目覚めたニートの前回記事↓
鋳造工程から帰ってきたので完成させていきます!!
シルバーアクセを創ってみよう~後編~
鋳造からの帰還ー井島貴金属精錬(株)さんへ依頼ー
あれから約1週間。
出していた物が鋳造から帰って来た。
やばい、楽しみすぎる。ウキウキ。
おおー!シルバー!!
見事にワックス原型そのままで再現されています。
今回鋳造をお願いしたのが井島貴金属精錬(株)さん。
初めてなのでネットで一番メジャーな感じの業者さんにお願いした。
925の刻印を打つ
早速作業に取り掛かる。
まずは用意しておいた刻印ポンチでシルバーの証を刻印しておく。
このポンチはアリエクスプレスと言う中華ECサイトで送料込み320円。安い!
こんな感じ。
!!!
横着をするとこうなるので注意しよう。
墨入れにはキッチンハイター!?
全てに925刻印を打ち次は墨入れ(燻)という工程。
窪みに墨を入れて陰影を出すことで立体感が強調され「燻し銀」になる訳だ。
巷には専用の液剤が売っているがそんなものは持っていない。Google先生に聞いてみたところキッチンハイターで代用出来るらしい。
早速ドボンとつけてみる。
つけてから1分程で真っ黒になった。すげ!
取り出して洗い光らせたいところの墨を落としていく。
耐水ぺーパー1000番である程度落とし2000番で磨きをかけることにする。
おおおー!墨入れしたことにより一気にシルバーアクセっぽさが出てきた!感動。
この調子で4つ全てを水研ぎしていく。
で、耐水ペーパー2000番終了時点での様子がこちら
これで完成でも良いんだけどルーターを持っているのでこの際バフがけまでやってみる。
最後の磨き
これが最後の工程。ゴールはすぐ目の前だ。
100均の青砥を塗って磨いていくこと数分。
ピカー!!(о´∀`о)
なんと言うことでしょう。ピカピカなシルバーアクセが出来上がりました。
刻印やデザイン部にもしっかりと墨が入ってなかなか良いんじゃないでしょうか?
リング(大)は30g 近くありゴツい重量感と素朴なイーグルマークのハーモニーがたまらんです(о´∀`о)
これはかなり気に入りました。
今回、初めて作ってみて思ったのがワックス原型の状態が思ったより忠実に再現されると言うこと。
ワックスの段階での線傷や凹みがそのまま出るから次からはその辺りを注意しようと思う。
かかった費用は?
最後に諸費用の紹介。
これが実質かかったシルバー925鋳造料金。
この日の時点でのシルバー925は1gあたり55.3円。
工賃が1gあたり75円。
つまり1gあたり130.3円×重量が鋳造料金となる。
あとはオプションで湯口処理(一箇所100円)とバレル処理(一個30円)をつけ、送料を入れた全額がこれ。
合計8120円。
因みに湯口とはシルバーを流し込んだ際にできる注ぎ口の事でここを削って無くしてもらう事が湯口処理となります。
バレルとは鋳造後の白い酸化皮膜を磨いてもらう事のようです。
このオプション料金は自分でやれば省けますね。
シルバー925のアクセ4つでこの値段。
今回作るにあたって新たに新調した工具や材料代を含めても1万円くらい。
やっぱりお店で買うよりはかなり安く手に入る上、何よりも好きな形に造れるのが魅力です。
あと楽しいしね^ ^
大人の趣味としては良いかもです(・∀・)